日本綜合経営協会スタッフblog

創業44年 日本で初めて講師派遣を専門に起業した日本綜合経営協会(東京)のスタッフblogです。

☆BCP

夏が近づいてきましたね~、すでにこんがりなものまね四天王です👸
そろそろ梅雨の時期ですが、昨年は雨に関わる災害や地震も多い年でしたよね。
今年は災害が少ないことを祈るばかり…!

今回は弊社お得意様主催の会合で防災システム研究所・所長 山村武彦先生のご講演を聴いてきました。
賃貸住宅関係の方々のお集まりということで「マンションと企業における防災・危機管理の再点検~大規模地震に備える実践的な防災~」と題してお話しいただきました。
  
山村先生は防災・危機管理のシンクタンク「防災システム研究所」を設立され、所長に就任以来50年以上にわたって世界中で発生する災害の現地調査を行われてきたそうです。
日本各地でのご講演のほか、テレビ解説や執筆などを通じて防災意識啓発活動に取り組む傍ら、企業や自治体でも防災アドバイザーを歴任されています!
王も朝のテレビ番組でよくお顔を拝見しております😊
※以前、若草物語ちゃんの紹介記事がありますのでぜひこちらもご覧ください。

お仕事柄各地を飛び回ってなかなかお家にも帰れなかった先生に奥様が「あなたの“ぼうさい”は忘妻(ぼうさい)じゃないの!」といわれてしまったというエピソードで場の空気を和ませてお話スタート。
※すべて書くとネタバレになってしまうので一部をご紹介いたします。
20190605
山村武彦先生のプロフィールとご講演依頼はこちら

最初に先生から、皆さんへ2つの質問。
①自分たちが住んでいる地域で近い将来大地震が起きると思う方手を上げてください→ほとんどの方の手が上がりました🙂
②その大地震はもしかして今夜か明日起こると思う方→先ほどの3分の1ほどしか手が上がりませんでした🙁
これで分かるように、大地震は起きるけど今夜は起きないと思っている人が多い。首都直下型大地震が起きる確率は30年以内に70%と言われていますが、これは30年後の話ではなく、常に70%ということ。
人は自分に都合の悪い情報は無視したり都合のいいことだけを信じようとするそう。精神衛生的には重要なことだけど、いきすぎると正常性バイアス(偏見、思い込み)になってしまう。これは、“正常な状態がずっと続くだろう” “異常事態が起きるとしてもずっと先だろう”と思いこんでしまうこと。
これがいきすぎると異常事態に適切に対応できなくなってしまうとのこと😱 どうしたら異常事態でも適切な対応ができるようになるのでしょうか?

そのためには・・・「形式的」ではなく、「実践的」な防災対策を取ることが大事
「在宅避難生活訓練」とはお家の電気、ガス、水道を止めて生活してみること。すると、懐中電灯の明かりだけでは足りない→ランタンが必要だな。など非常時に必要なことが実際に体感して分かる。
企業などでの防災訓練も形式的になりがちですが、「在宅避難生活訓練」はできれば企業でもやったほうがいい。
ある企業では在宅避難生活訓練について経営層だけでなく、社員やその家族も集めて勉強会をしている。というのも、災害時、自宅にいられる場合は避難所へ行かないほうがいいそう(王はこれにびっくりしました)。実際、熊本地震の避難者の日記には「避難所生活は地獄のような日々」とあったそうで、避難所で亡くなった方もかなりいらっしゃったそうです。その数は地震による直接的な被害者の4倍にもなったとのこと。
つまり、安全な家・会社にするのがだいじ。せめて1週間分は水や食料を備蓄し、在宅避難生活訓練をしておくこと。(先生のご自宅には3ヶ月分の水や食料があるそうです😮!)

また山村先生が提唱する「スマート防災」では、火を消す訓練の前に火を出さない準備や訓練、閉じ込められた人を助ける訓練の前に閉じ込められないようにする訓練を行うそうです。
何かが起きてからの対策ではなくて起こらないようにすることが大事とおっしゃっていました。

ここで東日本大震災のダイジェスト動画を見せていただきました。
津波が迫る中、必死に走っている女性の隣でゆっくり歩いている男性。後から男性の知人に話をきくと足腰が悪いわけでも無いそうです。ではなぜ?
じつは災害時、緊急スイッチが入らずゆっくり避難している人が結構いた。人間は災害発生時3つの行動パターンに分かれる(①落ち着いて行動できる人(10%)、②取り乱す人(15%)、③ショック状態になる人(75%))。
半分以上の人がショック状態に陥るということですね😰中にはショックから覚める人もいるけど覚めない人もおり、このような人は「凍りつき症候群」といって、心と体が凍りついて適切な行動ができず判断力が鈍っている状態にある。形式的な避難訓練だけだとこのようになりやすいが、いつでも緊急事態が起こると思っている人は緊急スイッチが入りやすいそう。

首都直下型地震は震度6強~7といわれていて、東日本大震災とは揺れ方がぜんぜん違うと予想されている。その揺れ方は阪神型(たった12~14秒の揺れで20万軒もの建物が潰れてしまった)になるのではと言われている。
素早い判断が大事になってくるということですね!では、その判断をするためにはなにをすればいいのでしょうか?
その答えは実際のご講演でお聞きください!

他にも今回は賃貸住宅関係の方々のお集まりということで、集合住宅の被災地でのお写真や賃貸管理者の方がこれから気をつけるべきことなど、皆さんの参考になるようなお話がたくさんありました。
動画の他にも各地で先生が撮影されたお写真をご紹介いただきながらのご講演はわかりやすく臨場感もあって、ご参加の皆様からも「あぁ~!」「なるほど!」と声が聞こえてきました👂実際に起きたこと、これから起こりうることですので皆さん納得され危機感を持たれた様子でした。
先生はいつも地域や聴かれる方々に合わせて内容を変えていらっしゃるそうです。今回のような専門的な内容でもできる限りご相談に乗っていただいております。いつもありがとうございます✨
落ち着いた穏やかな口調でのお話ですが迫力もあるご講演でした!
防災についてのお話を検討されている皆さんのお問い合わせ、お待ちしております😊❣

■関連記事

若草物語です。
金曜は山の日!私は山に富んだ県に帰省する予定です。
早く愛犬に会いたいですね。今週も頑張ります。

現在、台風5号が近づいているようです。
自転車並みの遅いスピードで、荒れた天気が長く続くとか。
大きな被害がないとよいのですが…周辺の方はどうぞお気をつけください。

さて、今回は、防災システム研究所所長・山村武彦先生をご紹介いたします。
山村武彦氏①
山村武彦先生のプロフィールと講演依頼はこちら

山村先生は、地震・津波・風水害・火災などの現地調査をおこない、
講演や報道対応を通じて防災意識啓発に取り組んでいらっしゃる方です。
先月発生した九州北部豪雨でも、現地で調査を実施。
朝のニュース番組に電話で出演し、現地の様子を伝えておられました。

講演会では、主催者様より「ためになった。ご講演をお願いして良かった」との感想をいただいたり、
聴講した経営者の方より「うちでもお呼びしたい」とのお声があったりと大好評!

先生のご講演テーマ例はこちら
○これからの防災・危機管理 ~互近助とスマート防災~
○企業・組織の実践的防災・BCP ~リーダーはどう対応すべきか~
○企業経営者が実践すべき危機管理と防災対策
○最近の大規模災害に学ぶ ~家庭や地域の防災・危機管理~
○中学生のためのスマート防災 ~命を守るために~     など

改めて、防災について考えてみてはいかがでしょうか?
お問い合わせお待ちしております。

■山村先生のご講演を聞きに行きました!(2019年5月)
 【講演レポート】危機管理の第一人者!山村武彦先生のご講演を聴いてきました。


9月に入ってからというもの不安定な天気が続いていますね。

各地に被害が出ていますが、、
あまり台風に縁のない北海道で農作物が打撃を受け
秋発売のポテチも延期になってしまったとか・・・。

今までに見られなかった荒れ方がここ数年続くなか、
“異常気象”という言葉にも悪い意味で慣れてしまった感がありますが、
「ああ、またか」とは思わずに、災害への備えは万全にしておきたいものです。

当社では昨年から継続して「異常気象特集」のページを設けております。

本特集はNPO法人 気象キャスターネットワーク(WCN)に
全面協力をいただいております。
WCNでは様々な気象データを持っていますが、
豊富なデータをグラフィカルに分かりやすくまとめて
異常気象の原因や被害状況のお話をしてくれます。
みなさんTVで活躍するお天気キャスターでもありますから
お話は当然お上手です。

また防災士資格を保有する講師も多いですので、
身近な対策に直結するお話も聴くことが出来ます。
特に建設関係のお客様など、
現場のある業界からはお問い合わせも増えています。

最近はBCP(事業継続計画)についてのお問い合わせも多いのですが、
災害対策は最も重要なポイント。
幅広い業種・業界のお客様に興味深く聴いていただける講演です。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

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