日本綜合経営協会スタッフblog

創業49年 日本で初めて講師派遣を専門に起業した日本綜合経営協会(東京)のスタッフblogです。

☆生涯学習

若草物語です。
先日、教育改革実践家・藤原和博先生のご講演を聴いてまいりました。
その様子を少しだけですがご紹介いたします。

テーマは「AI時代の戦略的『モードチェンジ』のすすめ ~変革と成長を促す思考法」
テーマにある「モードチェンジ」とは、情報処理脳から情報編集脳への切替のこと。
情報処理力は、正解がある問題を早く正確に解く力。
記憶力がいい人や学校の勉強が得意で成績が良かった人は、この力が優れていると言えます。
情報編集力は、正解がない問題に対して、納得できる仮説“納得解”を作り出す力。
頭の中にあるすべての知識を組み合わせ、さらに他者の知恵もつなげて編集する力です。
今回のご講演では、実際に「処理」と「編集」を体験しました。
ぜひ皆さんにも体験していただきたいので、私たちが当日考えた問題をご紹介いたします。

◇世の中で「白」が基本のものは?(例:マスク、ホワイトボード、牛乳)

これを考えるときに力を発揮するのが情報処理脳です。
知っていることをひたすら挙げていく。これは簡単にできるかと思います。
ここから情報編集脳に切り替えるには掛け算が必要になります。
「白」が当たり前のものに「黒」を掛けてみる、というのが次の問題です。

◆基本は「白」だけど、「黒」に変えたら大ヒットしそうなものは?

実際にヒットした商品としては綿棒などがありますが、自分で考えようとすると思った以上に難しく、限られた時間内では“納得解”を作り出すことはできませんでした。
藤原先生が聴講者に「自分は頭が柔らかいほうだと思っていたけど、意外と固かったな~と思った人?」と質問すると、会場のほぼ全員が手を挙げていました。(もちろん私も)

これからの時代、私たちが身につけるべきは情報編集力。
それでは、どうすればその力を養うことができるのでしょうか?
ぜひご講演でお聴きいただくか、先生の本を読んでいただければと思います。
先生のホームページ「よのなかnet」もご覧ください。

ご紹介したように、藤原先生のご講演はブレストやディベートを取り入れたアクティブラーニングでのワークショップ型講演!(先生曰く「講演というよりライブ」とのこと)
ワークが苦手という方も、始まる前に先生がコツを教えてくださるので取り組みやすいですよ。
今回も、会場のいろいろなところから笑い声が聞こえてくるほどの盛り上がりでした!
主催者様からも「かなり盛り上がり、今までで一番よかった!」とのご感想をいただきました。
藤原先生、お忙しい中どうもありがとうございました!

皆様からのお問い合わせをお待ちしております。

藤原和博先生のプロフィールと講演依頼はこちら


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橋下徹先生
☆藤原先生は2008~2011年に橋下大阪府知事(当時)の教育政策特別顧問を務められました


井上智洋先生


山田誠司先生


こんにちは超人ハルクです。
弊社お得意様ご主催による、東京大学名誉教授・養老孟司先生のご講演を聴いてきました。

この主催者様は、3年前から養老先生にご講演をお願いしたかったものの、
スケジュールの都合でご出講頂けず、この度3年越しに希望が叶いました!!

当日、近況をお伺いしたところ、
1週間前に台湾・台東に昆虫採集に行き、帰国後に福岡、長崎、佐賀、埼玉、鳥取と
ご講演など様々なお仕事で全国を飛び回っていらしたと!さすがのご多忙ぶりです!!!

これを聞いた担当者の方も、今回お請け頂けたことに改めて喜んでいらっしゃいました❤
今回のご講演テーマは、「経営者のための脳の話
内容はお伝え出来ないのですが、知識、引き出しが豊富な養老先生だからこそのお話で、
とても興味深く拝聴させていただきました!

ご講演後は、お忙しい中懇親会にも途中までお付き合い頂け、
主催者様は大満足の1日となったようです。本当にありがとうございます😊

養老先生からしか聴けないお話、一度はお聞きいただきたいです❢
皆様からのお問い合わせ・ご依頼お待ちしております。

養老孟司先生のプロフィールと講演依頼はこちら


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池谷裕二先生


黒川伊保子先生


藤原正彦先生


こんにちは超人ハルクです。
7月頭、弊社HPからお問い合わせを頂いた新規お客様ご主催の周年行事にて、
数学者・作家の藤原正彦先生にご講演頂きました。

藤原正彦先生の先生のプロフィールと講演依頼はこちら

藤原正彦先生と言えば💡
累計270万部超の大ベストセラーの著書『国家の品格』をご存知の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は「教養の力」と題したご講演。

詳しい内容はお伝え出来ませんが、
文化や歴史などから見て取れる日本人のすごさ、日本のすばらしさ、その情緒や形をこれからの教養に入れていくことで、日本だけでなく、世界や人類も救えるだろうと力強いメッセージを頂けるご講演でございました

日本人であることに誇りを持てるような説得力もある熱いご講演です!
今回の周年行事にはピッタリだったな~と思いました❤

控室や、帰りの駅までご一緒させて頂いた際も、
ご子息のことやプライベート含め、楽しくお話してくださいました!
これだけ包み隠さずお話頂けることもそうはございません!
20191126
また、とてもお元気で、歩くスピードがとても早く、追いつくのに必死でした!笑

2018年に新潮新書より出版された『国家と教養』もおススメです!
藤原先生の著書をお読みいただき、ご講演のお問い合わせ・ご依頼もお待ちしております。

こんにちは、南町奉行です|´ω`)
こんにちは、金平糖です( `―´)ノ

今回は二人で加藤一二三先生のご講演を聴きに行ってきましたので、
簡単にではありますが、ご紹介させていただきます!


加藤一二三先生は、2016年に藤井聡太さんに記録を抜かれるまで、史上最年少の14歳7か月でプロ棋士になった記録を持っていた天才棋士です。
引退後は皆さんもご存じの通り、バラエティやCMにも出演されて、「ひふみん」の愛称で親しまれています。

講演の内容は、1つの勝利手を見つけ出すのに7時間考え抜いたことや、かの有名な「ひふみんアイ」について、そして藤井聡太さんを天才ではなく「秀才」と呼ぶ理由など、自らの人生観や信念に基づいたお話でした。
時に愛嬌あるエピソードで会場内には笑いが起きることも( ´ ▽ ` )

お人柄はテレビで見る通りとても穏やかで、通りすがりの一般の方からの記念撮影のお誘いにも快く応じていただけました。

60年以上現役で将棋を指し続けたからこそのお話です。
ご興味のある方は是非お問合せをお待ちしております(*’ω’*)

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宗次德二先生

若草物語です。
先日、とある学校様主催のご講演会に行ってきました。講師は脳研究者・池谷裕二先生
保護者の方や生徒さんが対象ということで、効果的な勉強法についてお話しいただきました。

まずはアメリカでおこなわれた実験の紹介。
6人の被験者の脳に電気刺激を与えたところ、全員の成績がアップした。
ヒトだけではなくネズミの脳も、電気刺激を与えると学習にかかる時間が短縮された。
どうしてこのような変化が起こるのか?

記憶を司るのは脳の中の海馬。海馬が出す脳波・シータ波とリップルに注目。
初めての場所を歩くときなど、興味を持って探索しているとシータ波がたくさん出ている。
シータ波が出ているときは記憶力が高まります。
つまり、シータ波が出ているときが学習に適したタイミングということ!
先ほど紹介したアメリカでの実験でも、海馬がシータ波で満たされていたから成績が上がった。
「シータ波が出ているときに勉強すべき」…じゃあどうやってシータ波を出せばいいのか?
答えは簡単、歩けばいい!ときどき場所を変えて勉強するのも有効とのこと。
(池谷先生も高校時代、テーブルの周りをぐるぐる歩きながら英単語を覚えていたそうです)

昼間、シータ波が出て情報が蓄えられる。その情報をどのように固定(脳に定着)させるか?
ここで活躍するのがリップルです!
リップルは、シータ波とは真逆で寝ているときやぼーっとしているときに出る脳波。
記憶を反芻し不要な情報を消すことで、必要な情報を定着させます。

ここでリップルに関する実験をご紹介。
ネズミの海馬の神経細胞の活動を記録しながら自由に歩き回らせたところ、
ある特定の場所に来たときに細胞が発火していることがわかった。
海馬にあるこの細胞は場所に敏感で、これを「場所細胞」という。
(これは、2014年のノーベル生理学・医学賞を受賞した重要な発見だそうです!)
逆に、場所細胞を見るだけでネズミが今どこにいるか推測も可能とのこと。
さらにネズミが寝ているときにも(実際に動いていなくても)海馬は活動していた。
これはつまり、寝ている間に脳の中で記憶がリプレイされているということ!
睡眠中にリップルの活動が強くなり、情報の定着が進めば成績アップにつながります。
このことからも、睡眠の大切さがわかりますね。成績を上げるには勉強と睡眠の両方が必要です。

脳に関する実験や細胞の特徴をもとに、効率のいい勉強法についてお話しいただきました。
例えば・・・
・一夜漬けの効果は? 一夜漬けとコツコツ学習の効果の差は?
・勉強に適したタイミングは?(朝と夜/空腹時と満腹時/おすすめの勉強スケジュール)
今すぐに知りたい方は、池谷先生のご著書『受験脳の作り方』をお買い求めください。
ご講演では、本には載っていない「学習の流儀18」についてお話しいただけますので、
本を読んでから実際に池谷先生のご講演をお聴きいただくのが一番だと思います!

ご講演を聴いていると、「もしも私が中学生・高校生の頃に池谷先生のお話を聴いていれば
成績を上げることができていたんじゃないか…」と思わずにはいられませんでした。
様々な実験データに基づいたお話は「なるほど!」と納得できるものばかり。
主催者様(中高生の保護者の方)からももちろん大好評!
「子どもにも聴かせたい」「家で子どもに教えたい」とのお言葉をいただきました。
実際にお話を聴いていた生徒さんにも、毎日の勉強に取り入れていただけたら嬉しいです。

今回初めて池谷先生のご講演を拝聴したのですが、とにかくわかりやすくて面白い!
90分があっという間です。先輩方が「池谷先生なら間違いなし」と言う意味がわかりました…
対象問わず大好評の池谷先生、AIに関してのご講演も可能ですので経営者の会合にもおすすめ!

★ハルク先輩の講演レポートもぜひご覧ください。

お問い合わせをお待ちしております。

池谷裕二先生のプロフィールと講演依頼はこちら


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