日本綜合経営協会スタッフblog

創業49年 日本で初めて講師派遣を専門に起業した日本綜合経営協会(東京)のスタッフblogです。

★政治・国際問題

こんにちは、金平糖です(*’ω’*)
先日、元三重県知事の北川正恭先生の講演を聴いてきました。
 

まずは、戦後日本の復興から今までの、それぞれの時代の政治の体制・あり方について分かりやすくお話いただきました。
戦後の中央集権による復興と経済成長のお話から、時代がうつり、福祉や環境を重視する政策に変わっていった流れ。
そしてその時代に応じて、政治のリーダーに必要とされる資質について。
世情や国際的な潮流に合わせて目的を考え、指揮を執ることが必要だということは、政治のリーダーだけでなく、経営のリーダーにも言えるということ

そして、実際に三重県知事として政治の現場にいらっしゃったからこその裏話や、大物政治家から学んだことなど、講演でしか聞けないオフレコな話も沢山お話いただきました。
どんなお話かは、是非講演で聴いていただきたいです!

お人柄も気さくな方で、控室でもちょっとした裏話をお話されていました。
政治系のご講演をご検討の方、是非ご依頼をお待ちしております!

■関連記事
田嶋智太郎先生


岩田公雄先生


橋下徹先生



こんにちは、南町奉行です|´ω`)

先日、弊社お客様ご主催の岩田公雄先生のご講演会を聞いてきました!
ご講演テーマは「令和時代の日本の針路を読む」。
20190906
岩田公雄先生のプロフィールと講演依頼はこちら

まずは岩田先生がジャーナリストを目指した経緯から。
先生は北海道のご出身ですが、高校を卒業し東京まで出てきた時はちょうど学生紛争が激しい時代でした。
当時都会に出てきたばかりの先生は全く状況が掴めず、その光景にショックを覚え…しかし段々と今起きていることの現場に立って物を伝える役にありたいと思うように。
出来れば一生涯歴史の接点に身を置いて人生を歩んでいきたいという思いから、縁あって大阪のテレビ局に入社。
政治や外交分野は主に東京で扱う世界になるため、経済や事件・事故の取材から先生のジャーナリスト人生は始まりました。

最初の配属は大阪府警記者クラブ。その中でも「捜査四課」を命じられました。
捜査四課というのは主に暴力団等を扱う部署です。つまり山口組の闘争事件などの担当に(!)
ある日デスクが「どうしてこんなに闘争事件起こすのか組事務所行って聞いてこい」というのに素直に従って、総本家を訪ねては小突かれるなんて経験もあったとか…。

その後「グリコ森永事件」などの取材を経てマニラ支局長に就任した経緯や、先生にとって第二の出発点にして原点となった「天安門事件」についてのお話に。
マニラから応援として北京に駆け付けた先生は学生たちの動向を探ります。
彼らの願いは何も国家転覆ではなく、もう少し自由に表現がしたい、自由にサークル活動がしたいなど民主主義の国からすればささやかなものでした。
が、中国は変わるのかと思ったのも束の間、結局武力で制圧されるという悲惨な現場を目撃することに…。
自分が弾に当たらないという保証は全くない中、本国の退去命令を無視してでも最後まで現場に居合わせた先生。
何故こんなことが起きるのかと、改めて一生涯歴史の接点に身を置いて伝える側になりたいと実感したそうです。

次にベルリンの壁が崩壊しバブルが弾けた1989年を足掛かりに、ヨーロッパの移民問題・トランプ大統領について・米中の覇権争い・北方領土問題など国際情勢についてのお話が続きます。
ヨーロッパはEUで緩やかな統合に向かっていたものの、最近は他国からの移民・難民によって自国民に不利益になっているために自国主義の傾向が強まっている。象徴的だったのはヨーロッパだけれど、自国主義はアメリカにも現れ――等、流れるような話術は流石でした。

最後に国内政治について。
先生が最初に知り合った政治家は小泉純一郎氏でした。
当時はまさか将来総理大臣になるとは思っていなかったとか。
小泉政権も長期政権でしたが、安倍政権はそれを超える長さとなっています。

戦後の歴代内閣総理大臣の通算在職日数は以下の通りです。
①安倍晋三氏 現在進行形
②佐藤榮作氏 2,798日
③吉田茂氏  2,616日
④小泉純一郎氏 1,980日
⑤中曽根康弘氏 1,806日
(以下略)

安倍氏は8/24(土)で佐藤榮作政権を抜き戦後最長日数になったと報道されていましたね。
ちなみに11/20(水)まで政権を維持すれば戦後どころか明治以降最長だった桂太郎政権(2,886日)を抜いて歴代1位に浮上することになります!

しかし長ければいいというわけでもありません。
少し前、一年に一回総理大臣が代わっていた時代の不信感は確かにまだ癒えていませんが、現状はあまりに自民党一強。
かつての1993年頃のように、健全な与野党・二大政党がありどちらに交代しても国を安定して運営していける体制が必要なのではないか、今後日本がどうなっていくのか真剣に考えなければならないのが令和の時代ではないかと先生は説きます。

外交問題・年金問題・少子高齢化など問題が山積みな中、残念ながら「国家としてのビジョン」を持っている政党が与野党共にありません。今求められているのはそれを提示していくこと。
GDPの構造を見直したり「はやぶさ」に見られる技術を集約したりなどひとつひとつしっかり点検していけば、10年後20年後に変わっていくのではないか。
日本の国民性は各国からも評価されているのだから、日本という国をいかにして高めていくのかを私たちも考えていかなければならないのではないか、と投げかけて終話しました。

この続きはぜひ、先生がご出演されている各番組で(笑)

岩田先生は控室でのお人柄もとてもよく、私たちともニコニコと温和な雰囲気でお話しくださいました(´▽`*)
「報道ライブ インサイドOUT」「ミヤネ屋」「ウェークアップ!ぷらす」などでご活躍中の先生のお話、聞いてみませんか?
お問い合わせお待ちしております(∩´∀`)∩



■関連記事

落武者(前世)です👹

先日、弊社HPからお問い合わせをいただいた新規お客様ご主催の、
橋下徹先生のご講演を聞いてきました!

今回のご講演テーマは「改革の進め方」
改革を実行するための組織の作り方や、
変化の激しいこれからの社会を生き抜くための成長戦略について、お話をいただきました。

メリハリのある聞きやすい語り口で、ところどころで笑いどころも作られ
参加者の皆さんも引き込まれるように聞いていらっしゃいました。
話の流れもとてもわかりやすいご講演で、「さすが!」の一言でございます・・・!

お忙しい中、主催ご担当者様との打ち合わせなどにも快く笑顔でご対応くださり
ご著書へのサインの希望にも応えてくださいました。
本当にありがとうございます!

ご存知のとおり、橋下先生は大変ご多忙なため 講演数は限られますが
弊社からも、何度もご依頼させていただいております。
まずは一度お問い合わせくださいませ!

橋下徹先生のプロフィールと講演依頼はこちら


■関連記事
池上彰先生

佐藤優先生
 

こんにちは超人ハルクです。
GW明けのこと。朝一番から埼玉・大宮に行ってまいりました。

新規のお客様ご主催による、朝一番のご講演会に講師を派遣いたしました。
講師はこの方!元外務省官僚の佐藤優先生です!
今回のご講演テーマは、「世界の動向と日本の外交」
ご講演の内容はオフレコのため詳しくはお話しできないのですが、、、
まさにご講演タイトル通りに、裏話交え、わかりやすくお話してくださいました。

外交や国際情勢にあまり詳しくない私ですが、
もっと知りたい、勉強してもっと聞きたいと思える内容で、
さすが!の一言。何度も聞きたいご講演もなかなかございません。

失礼ながら(‘_’)⚡お会いするまでは、迫力があり近寄りがたいイメージでしたが、
とても気さくで優しいお方でした❤

帰りに一緒に写真を撮ってくださり、素敵な方ですねとお褒めの言葉も頂戴しました。
佐藤先生のようなすごい方に褒めて頂けるとは・・・!とても嬉しかったです😊

執筆でご多忙のためご出講可能な日は限られておりますが、
都内近郊であれば、ぜひにとの依頼にご調整頂ける可能性もございます。
お問い合わせ・ご依頼お待ちしております。

8月も半分過ぎました。あと3カ月で1年も終わり・・・
スピードにびっくりしています。超人ハルクです😊

とても暑かった7月中旬。
都内にて、弊社お得意様ご主催による富坂聰先生のご講演を聴いてきました。
開始30分前、約束のお時間ぴったりに会場入りしてくださり、
役員の方々と控室にて談笑を! ありがとうございます😊

ご講演テーマは「日本人の知らない中国の現実

「こんなタイトルをつけているからには、皆さんの知っている話ではなく、
驚いて帰っていただこうと思います」とスタート!わくわくしますね!笑

まず、中国の国家主席、習近平。
習近平がトップになった前後では、中国という国は別の国と思えるほど変わった。

例えば、反腐敗キャンペーン。
“賄賂社会を徹底的につぶすこと”が裏の意図だが、ハードルを下げ、贅沢禁止令を出した。
贅沢禁止令の規律違反で、この5年間、毎日880人の党員が処分された。
毎日880人も処分されたら、人がいなくなっちゃいそうですよね。さすが大陸です⚡

次に、スマホ決済革命について。
中国のインターネット業界を代表する3大企業の一つアリババ(阿里巴巴)は、
ネット商取引に成功し、スマホ決済「アリペイ」サービスを始めた。
スマホで写真を撮ると、形状検索でその物の購入サイトに繋がり、翌日に手元に届く。
Ex:町で歩いている人の着ている服をいいなぁと思えば、その写真を撮るだけ!
屋台でペットボトル一本買う、市場で野菜を買う、これらもすべてスマホ決済。
中には、3000万のベンツをスマホ決済で買ったというニュースが中国でも話題に。

このため、夜になると充電難民が現れる。
(現金を持たないから、スマホが使えないと何も買えなくなってしまう)
日本もそういう生活が当たり前になる日が、近い将来訪れるのでしょうか。

また、スマホ決済により、シェアエコノミーが広がりつつある。
アリペイ・WeChat payを持っていれば、数10秒で街中に止まっている自転車を借りられ、
行きたいところまで乗れる。ルールは白い線の中にとめるだけ!とても簡単ですね!
さらには、BMWやアウディなど高級車だけでなく、スポーツジムや昼寝スペースまでも
シェアできるとか。所有がなくなる時代。とても不思議ですね!

そして、AI(人工知能)、EV(電気自動車)について。
AIを握っていくことが世界の次の覇者になることは間違いない。
中国人が今最も憧れている経営者、アリババ総帥のジャック・マーは、
昨年秋に最先端のことだけを研究する研究院として、「達磨院」を設立。
日本は国として約300~500億円の補助に対し、中国はジャック・マー1人で約1兆7千億円という
莫大な資金を投入。これだけ出遅れていると、真っ向勝負は無理。日本は戦い方を考えないといけない。

昨年、中国はEVに向けて舵を切った。
ずっと外側を作らされ、エンジンを作れない中国にとって、中身いらず電池だけのEVが◎
そもそものきっかけは、フォルクスワーゲンが関係しているのではないかと言われており、
ディーゼルエンジンのデータ改ざん問題で、一気にEVをすすめるにあたり、中国を巻き込んだ。
中国もまた、ガソリンエンジン・ハイブリットでは、まだ2~30年日本に追いつけないという
自己認識があり、技術力の低いEVでキャッチアップできる機会を狙っていた。

本来は2020年にもう一度見直しがあり、EVがまだ早いとなれば、ガソリンエンジンに切り替わる。
だが、高速道路に太陽光パネルを設置し、走行しながら充電できる実験が山東省で進んでおり、
これをどんどん増やす予定であること、シェアエコノミーと相性が良いのもEVであることから、
EVをやめることはなさそう。

それに対し日本は、大変良い技術(良いもの)があるからこそ、簡単に切り替えられない。
あるがゆえのデメリットとして、これから日本にのしかかってくる課題である。

そのほか、ドローン、一帯一路、雄安新区について等、盛りだくさんにお話頂きました。
全部はお伝えできないので、詳しくは講演でお聴きください!

中国は、目標だらけ。いつまでにこれをするという具体的な目標が山ほどある。
日本は、負けていく一方。コストをかけずにパクりまくるのも一つの手ではないか。

最後に北朝鮮やアメリカの話にも触れて頂き、ご講演が終了となりました。

ちなみに、富坂先生は今年だけですでに4回中国へ。
秋の党大会の時期も毎年必ず行かれるそうです!
ただ飛行機が苦手だそうで、、、行く時はなかなかの覚悟をお持ちのようです!笑

聴きやすい穏やかな語り口調で、わかりやすく解説して頂け、素晴らしかったです💕
また、気さくなお人柄で、控室でも楽しくお話をさせて頂くことができ、
とても良い一日となりました\(^o^)/

↑このページのトップヘ