日本綜合経営協会スタッフblog

創業48年 日本で初めて講師派遣を専門に起業した日本綜合経営協会(東京)のスタッフblogです。

講演レポート

若草物語です。
先日、気象予報士・橋詰尚子先生のご講演を聴いてまいりました!

テーマは「天気予報の見方と気象災害への備え」。
もう少しで2019年も終わりますが、今年も大きな台風がありました。
台風15号は千葉県を中心に、19号は関東をはじめ広い範囲に甚大な被害をもたらしました。
最近は、こうした大雨や重大な気象災害が増えています。
増えている原因ははっきりとはわかっていませんが、
ヒートアイランドと地球温暖化の2つが影響を与えていると考えられているそうです。
どちらもすぐに解決できるものではないため、
「これからも異常気象が増えるかもしれない」という心構えをして、準備をすることが大切です。
ご講演では「気象情報のチェックポイント」として、
 ①豪雨 ②河川の増水・土砂災害 ③台風 ④雷・突風
の特徴や豆知識などをお話しいただきました。
その中で、私が「へ~!」と思ったことをいくつかご紹介します。

●雷には警報が無い
雷の予測は大変難しく警報を出せるレベルには達していないため、注意報しかないそうです。
確かに「雷警報」は聞いたことがないですね…
雷注意報が出ていると豪雨になる可能性があるので、雨対策も万全にしておきましょう。

●実は小さい河川が危ない
台風21号では阿武隈川・千曲川が決壊し大きな被害が出ましたが、
このような大河川だけではなく、小さな河川にも注意が必要です。
大河川は氾濫すると甚大な被害をもたらしますが、いきなり氾濫することはありません。
じわじわと水位が上がっていくので、情報を見極めれば事前の避難も可能です。
しかし中小河川は川幅が狭く、水が横に広がることができないため、水位が急激に上がります。
「増水した」と思ったときにはもう逃げられません。
気象レーダーなどを活用し、自分のいる現場だけでなく上流で大雨が降っていないか確認しましょう。

●強い台風が増えた原因
台風は、北緯5度より北、かつ海水温27℃以上の場所で発生・発達します。
日本の南側で発達のピークを迎え、日本にたどり着く頃には弱まっているのが通例でした。
しかしここ最近、海水温27℃以上のエリアが北上しているため、台風が強い勢力のまま
(あまり弱まらずに)日本付近に来ることが多くなってきているとのこと。
やはり地球温暖化が台風にも影響を与えているんですね…

●竜巻は増えていない
最近はテレビでもよく竜巻のニュースが流れていて、竜巻が増えたようにも見えますが
増加を裏づける具体的なデータはないそうです。
竜巻は急に発生して消えてしまうため、今までは跡を見て竜巻かどうかの判断をしていました。
現在はスマホが普及し映像が簡単に共有できるようになったため、今まで見逃されていたものが
見えるようになり、私たちがニュースなどで目にする機会も増えた、ということのようです。

自然災害はいつやってくるかわかりません。知識・準備・情報収集が生死を分けます。
「自分だけは大丈夫」とは思わずに、常に最新の情報を確認するようにしましょう。
・・・とまとめられ、ご講演は終了となりました。

今回のご講演会は11月下旬の開催だったのですが、10~11月は特に講演の多い時期!
橋詰先生ももちろん例外ではなく…ご多忙の中、ご出講いただきました。
特に、週末には先生ご出演のミュージカル(!)も控えていたため
お昼は講演や研修、夜はミュージカルの練習とお忙しくされているとのことでした。
橋詰先生、どうもありがとうございました!

今回は天気や災害についてのお話をしていただきましたが、
気象と健康の関係についてもお話しいただけます!
私も気圧によって頭が痛くなってしまうので、気になるところです。

安全大会のご計画も始まりつつある今、天気から安全や健康を考えるのはいかがでしょうか。
お問い合わせをお待ちしております。

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天達武史先生


依田司先生


すっかり年の瀬を迎えておりますが皆さま体調など崩されていませんか?
寒くても2019年最後まで元気いっぱいのものまね四天王です👸

先日、弊社お得意様ご主催のご講演会にお邪魔させていただき、久能靖先生のご講演を聴いてきました。
久能先生は日本テレビのアナウンサーとしてニュースやスポーツ、舞台などの中継や
「午後は○○おもいッきりテレビ」などの番組では17年間もキャスターを務められました📺
1990年からはフリーとなり、現在は皇室ジャーナリストとしてご活躍されています。
テレビでお顔を見たことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

2019年は平成から令和になった節目の年であり、皇室の話題を耳にすることも多かったですよね!
この日はタイトルにもある「知られざる皇室」というテーマでお話しいただきました。
まだ即位礼正殿の儀や即位パレードの前だったということもあり今年ならではの内容を中心にお話しくださいました。
全部は紹介できませんが、かいつまんでご紹介します!

平成から令和への移り変わりは今までと違って明るいムードの中でできた。
これまでは天皇陛下が崩御されたときに御代替わりだったため、その年は1年間喪に服しており暗いムードは避けられませんでした。
しかし今回はお元気なうち譲位されたため次の元号は何になるか予想したり、改元のカウントダウンがあったりと明るいムードでしたよね🎉
王も元号発表の瞬間や5/1(水)を迎える瞬間はなんだかどきどき、わくわくしたことを覚えています!
こういったことを話題にするのは天皇陛下が崩御されることを意味していたので今まではできなかったこと。

また、現在の天皇陛下のお人柄についても教えていただきました。
陛下はいつもニコニコしていて真面目なイメージですが実はオヤジギャグをよくおっしゃるそうです👨
例えば、ご友人とお食事の際、胡椒をかけるときにうまく容器からでてこなくて「故障(胡椒)かな?」とおっしゃるので、ご友人が「貸してごらん。」と声をかけると「交代し(皇太子)ようか。」とおっしゃったそう。
また、学生時代 学校の盆栽をご覧になられることがお好きだったようで、若いのに年寄りじみた趣味だということから周りに「ジイ」と呼ばれていたそうです。
そんな陛下が卒業式の謝恩会にピアノを演奏することになり選んだのは“G線上のアリア“だったなど、エピソードをたくさんお話しいただきました。
王もオヤジギャグ好きなのでなんだか親近感がわきました☺

10/22(火)に行われた即位礼正殿の儀では高御座(たかみくら)や御帳台(みちょうだい)についても
テレビで取り上げられていましたがご覧になられた方もいらっしゃいますでしょうか。
高御座は儀式の際に天皇がのぼられる場所で、歴代の天皇陛下が即位のときに高御座で即位したことを宣言してこられました。御帳台には皇后様がのぼられます。
この2つは京都御所に常設されており、
今回も京都御所にあるものをバラバラにして東京に運んできて、塗装が剥がれているところは塗り直して皇居で組み立て設置したそう。
これを運んでくるまでが大変で、約30年前、平成の即位の際には道中での天皇制反対派による襲撃が懸念され極秘にヘリコプターで運んでいた🚁
しかし今ではそのような方も見かけなくなったため今回は地上ルートで輸送。
そのため東京界隈の警備がかなり厳しくなっていました。実感された方もいらっしゃるのではないでしょうか?
前回から30年も経つと新たにドローンによる襲撃の心配もあったため警備は上空も見張っていたそうです。
今回の儀式で使用した高御座と御帳台は1/19(日)まで東京国立博物館に展示されているそうなので、実際に見られるチャンスです!

他にも雅子さまの動物好きエピソード即位に関わる儀式についてパレードをみるときのおすすめスポットなど長年皇室の取材をされてきた久能先生だからこそ知ってらっしゃる情報も!!
知っていたら誰かに自慢できるようななかなか聞くことのできないお話もいただけ、ご参加の皆さまも関心を持たれているご様子でした😯✨

今年度は特に皇室の行事や話題が多くお忙しくされているそうですので、
ご希望の主催者様はお早めにご依頼・ご相談いただくことをおすすめします!!!

お問い合わせお待ちしております☎✉


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こんにちは。征夷大将軍です。

先日、弊社お得意様ご主催の塚原利夫先生の講演に参加させていただきました。
今回は「21世紀、攻めの安全とは?~ヒューマンファクターの視点から~」のテーマで
90分お話してくださいましたので、その内容を少しご紹介いたします。

日本は狭い島国であるが、このように美しい川と山に囲まれた国はない。
村という存在の意義が強くなってきたころ、なにかあれば村八分で誰かを責め、処罰することで一件落着ということがあった。
生活環境の周辺に多くの川が流れていることから、日本人には水に流すことによってすべてがリセットできたような気になってしまうという民族性がある。

しかし、安全には攻めの姿勢が大事。受け身になったら負け戦となってしまう。
それはなぜかということについて話をしていきます、と講演スタート。


ヒューマンファクターという概念は、20世紀後半以降21世紀にかけて多くの業界へ普及していった。
最初に研究を始めたのは米国の航空宇宙。それが日本の同業界にも入ってくると、その後電力・原子力へも広がり、最近では医療業界へも広がっている。

この時代、物理的・技術的な問題はほとんど解決されており、安全の最後の砦となるのはそこにいる「人」
しかし「人とはいかなる生き物なのか」を知らずして対策は立てられない。
人には良いところもあれば脆弱な部分もあり、そこを見極めた上で対策を立てる必要がある。


人間はもともとホモサピエンスという。
サピエンスとは考えるという意味。人間は思考に基づいて行動する生き物である。
安全対策を立てるためには、まず人間の脳が持つ三つの基本的特性を知ることが大事。

第一の特性は、思考回路を使う場合一度に二つのことを処理できないということ。
ご飯を食べながら新聞を読むことはできても、新聞を読みながらラジオのニュースを聞くことは難しい。

よく不注意という言葉が使われるが、ヒューマンファクター的に考えると「非注意」である。
非注意とは、真面目に仕事をするあまり一点を見過ぎて周りが見えなくなること。
一方不注意とは、「ここ注意して!」と言われたがまあいいかとボーっとしていること。
よって非注意と不注意では立てる対策が異なってくる。

ここで子どもたちがバスケットボールのパス回しをしている動画を見たのですが、
真面目に見ているのに気づけないこともあり、これが非注意なのか! ということがよくわかりました。

塚原先生は「非注意という基本的な構造を理解して、安全・品質管理をしてほしい。これが一つの攻め方、武器(ツール)である」と解説してくださいました。

続いて第二の特性は、楽をしたがるということ
勝ち目のない相手とは戦わず、逃げて体力を温存するといったように、人間は生理的に楽をしたがるもの。一度に一つのことしか情報処理できないため、突発的な問題が発生した際いつでも対応できるようにと頭を空っぽにしている。
面倒なこと、勉強、考え事を苦手とする人がいるのは、もともと手抜きの原因が人間の特性の中にあるから。
つまり人間は誰しも手抜きをする生き物であり、どんな真面目な人間でも時と場合によっては手抜きをするものだと考えておく必要がある。

第三の特性は、脳は自己中心的に判断をするということ
人間は見るもの聞くものを都合よく判断している。
例えば『本町』の読み方。「もとまち」?「ほんちょう」?『けいすけ』と聞いたとき、思い浮かぶ人物は誰?
それぞれ人によって答えが異なるのは、人が脳内の参考書にある物事だけで判断をしてしまうから。知らないものは情報として処理できず、自分に都合よく判断してしまう。
これがいわゆる思い込み。

では以上三つの特性を踏まえたうえで、何故ヒューマンエラーは発生してしまうのか?
ここでヒューマンファクターの基礎的なモデル『M-SHELモデル』をご紹介いただきましたが、文字だけでは伝わりにくいため、詳しくはご講演でお聞きください。


エラーは、その人にとって会社の環境や対人など様々なことが良くない/合っていない(不適合である)ために誘発されるもの。
そのため常に良い(適合)状態を維持できれば、エラーは少なくなる。

これを講演中の塚原先生ご自身に例えると…。
当日の会場は暑くもなく寒くもなく、適合状態だった。
しかし話しているうち体温が上がって暑くなり、不適合状態に。
ここで先生にとって良い環境=適合状態へ変えるためには、エアコンの温度を下げるなどの選択肢がある。だが暑いと思っていない人や座っている参加者にとっては寒くなってしまい、逆に不適合な環境となってしまう。


ではどうしたらいいか?
先生ご自身が上着を脱ぐ・ネクタイを取るなどして、適合状態を維持すればいい。
これが先生の考える安全管理の鉄則。

エラー誘発の要因は取り巻く環境の不適合によるもの。エラーは原因ではなく、環境の不適合・落とし穴があったことにより誘発された「結果」である。
つまりエラーを起こしたことそのものに対して「気を付けろ!」と言うのではなく、不適合たり得る落とし穴を埋める、もしくはそこに通じる道を封じることが大事。
不適合を発見したらその時点で手を打つことで、結果であるエラーは起こらなくなるのではないか。
このことを先生はKKK(きづき・きががり・解消活動)と呼んでいる。

事故・災害は決して偶然発生したものではなく、必然的に生じたもの。
不適合に繋がる特定のリスクが十分に管理されていなかったことが要因。
そのため本当の再発防止とは、エラーそのものへの対策ではなく、エラーを誘発した背後要因・落とし穴に対策を立てることである。


他にもヒューマンエラーや攻めの安全について詳しくお話ししてくださり、
事故などの現場での危機管理、安全管理の成功例・失敗例もご紹介いただきました
これを『M-SHELモデル』に重ねて、そのエラーにはどんな対策が必要なのかを考えることで、より安全対策についての理解が深まります!

ちょっとしたダジャレを入れ笑いも交えつつ、動画や事例も盛り込まれているので、
あっという間の90分講演でした!
もし会社でお悩みのことがございましたら、詳細をご相談ください。
その問題に応じて内容をカスタマイズしてくださいます!

来年の安全大会での講師をお考えでしたら、是非ご検討いただければと思います。
お問合せをお待ちしております。



■塚原先生の過去ご紹介記事


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矢部輝夫先生


天達武史先生


若草物語です。
先日、教育改革実践家・藤原和博先生のご講演を聴いてまいりました。
その様子を少しだけですがご紹介いたします。

テーマは「AI時代の戦略的『モードチェンジ』のすすめ ~変革と成長を促す思考法」
テーマにある「モードチェンジ」とは、情報処理脳から情報編集脳への切替のこと。
情報処理力は、正解がある問題を早く正確に解く力。
記憶力がいい人や学校の勉強が得意で成績が良かった人は、この力が優れていると言えます。
情報編集力は、正解がない問題に対して、納得できる仮説“納得解”を作り出す力。
頭の中にあるすべての知識を組み合わせ、さらに他者の知恵もつなげて編集する力です。
今回のご講演では、実際に「処理」と「編集」を体験しました。
ぜひ皆さんにも体験していただきたいので、私たちが当日考えた問題をご紹介いたします。

◇世の中で「白」が基本のものは?(例:マスク、ホワイトボード、牛乳)

これを考えるときに力を発揮するのが情報処理脳です。
知っていることをひたすら挙げていく。これは簡単にできるかと思います。
ここから情報編集脳に切り替えるには掛け算が必要になります。
「白」が当たり前のものに「黒」を掛けてみる、というのが次の問題です。

◆基本は「白」だけど、「黒」に変えたら大ヒットしそうなものは?

実際にヒットした商品としては綿棒などがありますが、自分で考えようとすると思った以上に難しく、限られた時間内では“納得解”を作り出すことはできませんでした。
藤原先生が聴講者に「自分は頭が柔らかいほうだと思っていたけど、意外と固かったな~と思った人?」と質問すると、会場のほぼ全員が手を挙げていました。(もちろん私も)

これからの時代、私たちが身につけるべきは情報編集力。
それでは、どうすればその力を養うことができるのでしょうか?
ぜひご講演でお聴きいただくか、先生の本を読んでいただければと思います。
先生のホームページ「よのなかnet」もご覧ください。

ご紹介したように、藤原先生のご講演はブレストやディベートを取り入れたアクティブラーニングでのワークショップ型講演!(先生曰く「講演というよりライブ」とのこと)
ワークが苦手という方も、始まる前に先生がコツを教えてくださるので取り組みやすいですよ。
今回も、会場のいろいろなところから笑い声が聞こえてくるほどの盛り上がりでした!
主催者様からも「かなり盛り上がり、今までで一番よかった!」とのご感想をいただきました。
藤原先生、お忙しい中どうもありがとうございました!

皆様からのお問い合わせをお待ちしております。

藤原和博先生のプロフィールと講演依頼はこちら


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橋下徹先生
☆藤原先生は2008~2011年に橋下大阪府知事(当時)の教育政策特別顧問を務められました


井上智洋先生


山田誠司先生


こんにちは、落武者(前世)です👹
先日、弊社お得意様ご主催の安全大会でのご講演現場にお伺いしてきました。
今回は、なんとお二人でのご講演!
講師は 放送作家の石田章洋先生と、落語家の三遊亭道楽師匠です。(お二方とも当社専属講師です)

なぜ放送作家と落語家が一緒に講演を・・・?と思いますよね。
実はお二人、円楽一門会ご出身というつながりがあるのです!
(石田先生は六代目三遊亭円楽師匠に弟子入り後、二つ目昇進もされましたが、その後放送作家に転身。道楽師匠は五代目三遊亭圓楽師匠のお弟子さんです)
控室でも、さすが噺家さん!テンポよく、和やかに楽しくご歓談されていました😊

今回のご講演テーマは「安全は「伝わる」コミュニケーションから! ~人気テレビ番組と落語に学ぶ「伝え方」~」。
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石田章洋先生&三遊亭道楽師匠のプロフィールと講演依頼はこちら

最初は石田先生のご講演。まずは、ユーモアのある伝え方について。
ユーモアには、人に好かれる・他人が心を開いてくれる・モテる(笑) など、円滑な人間関係構築につながるメリットが満載。
言いたいこともより「伝わる」ようになり、ひいては仕事上の安全確保にもつながる。

笑いを起こすための「緊張と緩和の原則」についても解説いただきました。
詳しくは、ネタバレになってしまうので・・・ご講演でお聞きください😄

続いて、落語に学ぶ「伝え方」について。
演説の達人、政治家の小泉進次郎氏は大の落語好き!「落語は演説の勉強にもなる」のだといいます。
落語の基本的な構造は「①まくら→②本編→③オチ」。
小泉氏いわく、演説ではつかみ(=まくら)と締め(=オチ)がビシッと決まっていないと落ち着きが悪いのだそう。

演説に限らず、ビジネストークも落語から学んで磨くことができます!
ビジネスで大事なのは最初の「まくら」、いわゆる雑談。相手との距離を縮める効果がある。
また相手の反応を見ることで、相手のレベルも判断でき(※)、本題へと自然に導いていくこともできる。
(※)落語家さんはまくらでお客さんの反応を見て、かける演目を選びます。
(例:今日は落語を初めて聞く人が多そうだから、わかりやすい噺をやろう 等)

では、どうしたら上手い雑談ができるのか?
話題選びに困ったときのコツは「適度に整理すべし」!
これは相手との距離を縮めやすい話題、「レビ・候・楽・ュース・活・舎・行・ターorキャンダル・強・事」の頭文字を取ったもの。

落語を聞くと「頭が良くなる」=場面を想像する必要があるため、脳も活性化される。
そして笑ってストレス解消、健康に!そしてビジネスにも役立つ! …と、いいことづくめ😊


それでは実際に落語を聞いてみましょう!ということで、ここからは道楽師匠にバトンタッチ
まくらの後、「死神」をかけていただきました。
劇中で登場する呪文には、主催者様の仕事道具の名前もキッチリ入れてくださる等、サービス精神旺盛!
皆様にも笑顔が😄


落語が終わると、石田先生が再度ご登場。お二人で明るくトークを繰り広げます。
20191209-3 20191209-4
死神はオペラにもなっている演目であることや、
石田先生から道楽師匠への質問形式で、落語・笑いへの理解が深まる小ネタもご紹介。
(落語の枕はどうやって話題を選んでいるのか、面白い話をしようとするときには何に気をつけているのか 等…)
また石田先生が手掛ける番組「世界ふしぎ発見!」の裏話も。

終わりには道楽師匠のアドリブで、なぞかけを4つ披露! 1つだけご紹介します。
今回は警報機関係の事業主の方々がご参加の会でしたので、
 石田先生「警報機とかけまして 名人の噺家と解く。その心は?」
 道楽師匠「その心は・・・ 普段は目立つことがありません。」
おみごと!! 最後は万歳三唱で締めていただきました。


今回最後列の席で聞かせていただきましたが、ご参加の皆様にも最後まで集中してお聴きいただいておりました!
主催ご担当者様にも「最初はどんなふうに話すんだろう?と思っていましたが、新感覚で良かったです!」とおっしゃっていただきました。ありがとうございます😊

石田先生・道楽師匠お二人の、「安全大会でのご講演」弊社限定でのご案内です!
2020年春の安全大会に向け、そろそろご計画を始められる建設関係企業・団体様も多いかと思います。
ぜひお二人のご講演も、候補に入れていただければ幸いです!
お問い合わせ、お待ちしております。

石田章洋先生&三遊亭道楽師匠のプロフィールと講演依頼はこちら


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