日本綜合経営協会スタッフblog

創業48年 日本で初めて講師派遣を専門に起業した日本綜合経営協会(東京)のスタッフblogです。

講演レポート

こんにちは、落武者(前世)です👹
先日、弊社お得意様ご主催の、深澤真紀先生のご講演を聴いてまいりました。
(会場の関係によりお写真無しで、恐縮です。。)

深澤真紀先生のプロフィールと講演依頼はこちら

深澤先生は、編集者としての出版社勤務を経て
現在は獨協大学経済学部の特任教授、またコラムニストとしてもご活躍。
「情報プレゼンター とくダネ!」にもコメンテーターとして
レギュラー出演されていらっしゃいます。

ご講演テーマは「イマドキ若者論・イマドキ日本論~草食男子の名付け親が語る」。
そう!深澤先生は、今では一般的な言葉となった
“草食男子”・“肉食女子”の命名者なのです!

はじめは「とくダネ!」での裏話を 笑いも交えてお話され、つかみもバッチリ。
(CM中に深澤先生がなんとなくギャグを呟いたら、
CMが明けた途端デーブ・スペクター氏に
あたかも自分が思いついたかのように言われてしまったとか・・・)

さて、まずは“草食男子”の意味について。
実は、深澤先生はもともと男性を褒める意味合いで名付けられたそう。
仏教が浸透している日本では“草食”は精神性の高さにもつながる意味を持ち
また“男子”も若年層にかぎらず、男性を指すつもりだった。

また、名付け当時(2006年)は中高年男性から「こんな男はいるわけがない!」との
反響多数だったそうですが、
某女性誌に「女性がモテないのは草食男子のせい!?」と特集を組まれたり
リーマンショック後、車が売れないこと等の理由として槍玉に挙げられたりと
女性からビジネスマンにまで いわば「犯人」扱いされるようになり、注目を浴びるように。
深澤先生が今日のようにメディアに出演されているのは、
こうした“草食男子”に対する世間の誤解を解くことがきっかけだったそうです。

つぎに 最近の若者の消費、恋愛、結婚と子ども、会社や仕事などに対する見方や
最近の女性、女性活躍についても解説。

●若者は周りに見栄を張った消費や恋愛、就職をしない。
●未婚者の増加や少子化は、「お金の若者離れ」が原因。
●バブル期は男ウケを気にする「女の時代」
→2000年代に入ると女性同士で意識し合う「女子の時代」に。
 また、独身女性の呼び方も「負け犬」→「こじらせ女子」に変化。
 女子のマニア化、ズボラ化が進んでいる。

などなど! すべては紹介しきれませんが・・・
具体的なデータを参照するだけではなく、日頃先生が大学で教えておられる学生さんの実際の声も
笑えるネタとして紹介しながら解説くださいますので
身近に感じられつつ説得力もあり、これは深澤先生のご講演でしか聞けないと思います。

※聴講者の皆さんにウケていた、現役大学生との会話内容をご紹介・・・。
「据え膳も食わないし、送り狼もしない(言葉の意味もわからない)」という点も、
深澤先生が名付けた“草食男子”の意味のひとつ。
これを学生さんに話したところ「据え膳ってなんですか?」と訊かれ、
先生が意味を教えてあげたら、へえ~~!と納得してくれたが、ある1人からさらに質問。
「先生!そのお膳が腐ってたらどうするんですか!?」と。。。

最後は、若者との接し方について、深澤先生からアドバイス。
●若者は尊敬するのが好きなので、自分が好きなもの、好きな生き方を伝える。
●個人個人の多様な生き方を尊重した話し方をする。
(◎「あなたは~」・✕「若者は~」「女性は~」)
●自分の失敗談・技術を共有することで、自分たちを上手く使ってもらう。
(深澤先生の学生さんも、先生の失敗談をこぞって聞きたがるそうです)

若者批判からは何も生まれない。
彼らを信じることが自分たちの未来につながる、とご講演を締められました。

深澤先生のご講演は90分間ノンストップ!
とってもパワフルなお話に、みなさんも熱心に耳を傾けておられました。
ご講演前、控室で少しお話をさせていただいた際、
編集者時代の、数多い聴講の経験を活かして構成を考えておられると伺い
深澤先生のご講演がいつも大好評な理由にも納得。
作家先生のアテンドをされたときのエピソードもお聞かせくださったりと
私たちにとっても勉強になりました。。。

「最近の若者」な部下・後輩をもつ方々に、ぜひお聴きいただきたいお話です!
お問い合わせ・ご依頼をお待ちしております。

最近少し暖かくなりましたね\(^o^)/とても幸せです。超人ハルクです。
先月は雪も多く、特に福井県はすごかったですね(;_;)⛄

さて、そんな大雪のニュースの2日後。
弊社お得意様ご主催で、東京大学 先端科学技術研究センター教授
西成活裕先生のご講演を聴いてきました!
ご講演テーマは「万物は渋滞する~シゴトの渋滞解消の法則~」。
そもそも渋滞学ってなんでしょう??
渋滞学とは西成先生が25年前に作られた学問で❢(学問って作れるんですね・・・)
もともと渋滞が嫌いだったため、解消しようと研究を始められました。

「研究していると大好きだと思われがちだけど、渋滞が大嫌いだからですよ」と、
序盤から笑わせて頂きました\(^o^)/

「渋滞」というと、たいてい車をイメージするかと思いますが、
工場の荷物や、神経細胞の滞りにより忘れっぽくなる病気(認知症・アルツハイマー)等、世の中には多くの渋滞が存在します。

車も神経細胞も滞る仕組みは同じ!西成先生は長らくの研究の末、仕組みを解明(発見)。
それをシゴトに置き換え、現在は多数の会社の改善の手助けをされているそうです。
その数なんと100社以上!中には病院の待ち時間の渋滞解消も研究されているとか!
病院の待ち時間がなくなるなら、すごいことですね😊

では、なぜ渋滞が起こるのか?
1つは、外的要因<外から邪魔している>=ボトルネック。
もう1つは、内的要因<インとアウトのバランス(比率)が違う>=メタ安定。

渋滞の起こるたいていの原因はボトルネック(外的要因)と言われているが、
ボトルネックだけではなく、実はメタ安定(内的要因)の方が多いのではないか?
6年かけて、ボトルネックがなくても渋滞が起こることを解明。

ここで、無理して車間をつめて速く走る車の実験の映像を再生💡
無理に車間をつめて速く走ること(メタ安定状態)が渋滞を引き起こすということを、
目に見える形でわかりやすく説明してもらえました👀

ちなみに西成先生はインドで3カ月分のアリの行列を観察👀
アリは混んでいても7割ぐらいしか密度を上げず、距離をつめないから渋滞しないという論文も
発表されました!

今までのことをシゴトに置き換えて考えます。
シゴトでいうメタ安定状態とは、無理してシゴトを密にしていること。
※無理にシゴトをこなす→こなせた分シゴトを増やす<詰め込み過ぎ>
これでは必ずどこかで渋滞(崩壊)が起きてしまいます。

つまり、企業も組織も、詰め込まずある程度の間をとることが大事
メタ安定状態が起こらないように、社員それぞれの能力を見極め、
その人にあった仕事を割り振る(シゴトの密度を考える)ことができる経営者がGood!
経営者の皆さん、いかがでしょうか?これが、渋滞学の視点からの働き方改革!

実際に適切な“間”をとっている組織を長期的に見ると、
潰れずに、生産性があがっているということもわかっています◎

では最後に、間をとるにはどうすればいいでしょうか?
「ムダなことを省きましょう」
西成先生は10年ぐらい前にムダどり学会の会長に就任、ムダをなくそうと実験。
ムダを定義し、その後に「あえて損をして得を得ること=“科学的ゆとり”」を生み出しました。
Ex:電車は一本待った方が空いている

皆さんはプラスばかりを望んでいませんか?後にマイナスでは意味がありません。
一見マイナスに見えることが後でプラスになります。
業務改善をするために、あるべき姿(目的と期間)を決め、それのためにどう行動していくか、
現状ではなく、長期的にみていくことが大事
とまとめられて終了しました。

ちなみに、西成先生は「ムダとりの歌」というCDや、昨年「逆説の法則(新潮社)」という著書も
出版されたそうです📕💿 非常に興味深いですね💝

昨夜フジテレビから福井の大雪の渋滞に関してコメントをしてほしいと出演依頼があったが、
今日の講演があるからと断ったとおっしゃっていました!ありがとうございます!笑
そのおかげでとてもタメになる楽しいご講演を聴くことができました。

余談となりますが、西成先生は沖縄が好きとおっしゃっていました😍
大変ご多忙の先生ですが、沖縄からの依頼はWelcomeです\(^o^)/笑
講演前にも気さくにお話頂け、とてもとても楽しかったです❢❢

ぜひ皆さまにも一度、西成先生にお会いして頂きたいです😊
皆様からのお問い合わせ・ご依頼お待ちしております。
西成活裕先生のプロフィールと講演依頼はこちら


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こんにちは超人ハルクです😊
一月末のこと。弊社新規のお客様ご主催で大平哲也先生のご講演を聴いてきました!
福島県立医科大学教授の大平先生。
当日も、お忙しい中 福島より都内某所までお越し頂きました😊 ありがとうございます❢
今回のご講演テーマは、「笑いと健康~笑ってストレス解消!生活習慣病予防~」。

まず、NHK「ためしてガッテン」で長生きホルモンを増やすための体操を
4時間かけて収録したが、1分しか映らなかった。
先日のNHK「おはようニッポン」も出演時間10秒・・・と、
TVご出演時のお話で聴講者を笑わせ、つかみもバッチリです\(^o^)/

そして本題。そもそもストレスって何でしょうか?というお話から。
医学的にストレスとは、「外からの刺激に対するからだやこころの反応」のこと。
この反応を生じさせる刺激(原因)をストレッサーと呼ぶそうです。
主には、やはり仕事の人間関係!これには皆さんご納得のご様子でした(‘_’)

では、ストレスがたまるとどうなるでしょうか?
不安・緊張状態や不眠になる、血液がドロドロになる、暴飲暴食やお酒に走るetc
それが肥満や高血圧などの生活習慣病となり、脳卒中や心臓病など大病につながります。

ただ、なかなかストレスを解消することは難しい・・・
ネガティブなストレスを減らすよりも、ポジティブな感情を増やせばいいのでは❔
そこで、「笑い」が注目されているのです(^-^)

「笑い」とは、ユーモアに対する身体的反応のことで、
「身体動作()」と「発声」の2つから構成されており、
どちらかが欠けている場合、笑っていないことになります
ここで豆知識 💡 日本人は1日平均15回笑う、一方アメリカ人は17回、負けています。

「笑い」は、糖尿病・アレルギー・循環器疾患やがんの転移に関わる細胞の活性化など、
様々な病気に効果があることも実証されています。
たとえば面白くないとき、顔と発声の2つの要素があれば脳が笑っていると認知するので、
「作り笑い」も効果が

お笑いや落語などで笑えない方!ここで大平先生オススメ「笑いヨガ」の実践です。
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皆様にご起立頂いて、「ほ、ほ、ははは」と言いながら手拍子をしたり、
「あはははは~」と言いながら身体を伸ばすストレッチを行う、インドのヨガ。
実際に体験してみて頂かないとなかなかイメージがわきにくいかと思いますが、
作り笑いをしているはずのに、とても面白い!普通に笑って楽しめました😊
会場にも笑いが響き渡り、全員が楽しんでいました\(^o^)/さすがです!!

最後に、日常に溢れている笑える画像をご紹介されながら、笑える人との付き合いを増やすなど、
生活の中に笑いを取り込むことが必要とまとめられて終わりました。

ご講演前の控室にて、大平先生は「私のことを漫才師のような想像をされていることが多いが、
ちょっと面白い大学の教授と思って聴講してほしい」とおっしゃっていました。
そんなご謙遜が必要ないくらい、とにかく楽しいご講演で、あっという間に終了💛

帰りのタクシーの中でも気さくにお話頂け、
とっても楽しい時間を過ごすことができました!ありがとうございます😍

今健康と笑いに関するご講演のご依頼が増えております。
ストレスの多い社内に、笑いの効果はいかがでしょうか
ぜひ一度楽しいご講演・笑いヨガの体験をしていただければと思います。
皆様からのお問い合わせ、お待ちしております☎

大平哲也先生のプロフィールと講演依頼はこちら


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平松類先生


三橋美穂先生



落武者(前世)です👹 本年もよろしくお願いいたします。

新年第1回目のご講演レポートです🙋
先日、弊社お得意様ご主催で行われた、「睡眠革命で仕事力10倍!」と題しての
快眠セラピスト・睡眠環境プランナー 三橋美穂先生のご講演を聴いてきました!

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まず、「良い睡眠・悪い睡眠とは?」という話題からスタート。
最近話題の“睡眠負債”とその危険性について。
意味は「日々のわずかな睡眠不足が積み重なり、心身に悪影響を及ぼすおそれのある状態」のこと。
日本人の平均睡眠時間は全体の4割が“6時間未満”というデータがあるが
働き盛りの年代はだいたい7時間程度は必要(年齢差や個人差あり)。
つまり、日本人の半数以上が睡眠負債をかかえている ということ!

また、“良い睡眠”のわかりやすいバロメータとしては
「午前10~12時にスッキリ・イキイキと過ごせる」ことを大切にしてほしい と。
実際に、三橋先生はご自身に合った睡眠時間を知るために
1週間ごと 8時間・7.5時間・7時間 と睡眠の長さを変えて実験し、日中の体調を観察。
結果、7.5時間睡眠が一番スッキリと昼間に活動できるとわかり、
それ以降は毎日7.5時間眠るようにされているそうです
(睡眠時間が短くなってしまった場合には、翌日に調整されているとも)。

次に、「眠気を高め、寝付きをよくするルール」、「自分に合った枕の選び方」についてお話。
体内時計の整え方、就寝前のリラックス方法、快適な寝室のつくり方・・・などなど、
今日からすぐに試せるエッセンスが盛りだくさん!!
手のマッサージや呼吸法などにも 実際に取り組んでいただきながらのお話ですので、
皆様にも終わりまで集中して聴いていただくことができました。

また会場の設備等が許せば、枕の選び方についての実演も可能!
なんと三橋先生は頭をひと触りしただけで、その人に合った枕がわかるんだそうです!
今回は会場のご都合で残念ながら出来ませんでしたが、とっても盛り上がるんだとか・・・
その後、三橋先生にも快くご出席いただいた懇親会の席で、
枕の選び方についてご相談されている方も多くいらっしゃいました。

控室でも大変気さくにお話いただき、
「先生がコーディネートされた快眠ヘッドスパのお店「Q’s for-rest」に行ってみたいです!」と
お伝えしましたら、後日わざわざクーポンを送ってくださいました!ありがとうございます😍
行きましたらまたブログでご紹介しますね💗

2018.2追記:行ってきました!!
【ヘッドスパ】三橋美穂先生がコーディネート!有楽町マルイ・Q’s for-est(キューズフォレスト)

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主催ご担当者さまも、三橋先生に教えて頂いたことを当日の夜に実践され、
いつもよりぐっすり眠ることができたとお喜びでした🌌 もちろん私も!

「良い睡眠」を取れるようになると良いことづくめ!
専門家の三橋先生のご講演を聴いて、一度しっかり学んでみてはいかがでしょうか?

どうもおっちょこちょいな征夷大将軍です。
(私自身はおっちょこちょいだとは思っていません!!)

先週イラストレーターの黒田クロ先生について、
若草物語氏とご講演を聞いてきましたので、少し紹介します😊
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黒田先生はデザイン学校に在学中に漫画家としてデビューした後、
漫画とユニークな書をミックスした「漫遊書」を創作されています。
御年70歳ですが、ご講演は年間200回を超え、弊社からの依頼も多数お引受けいただいております👏

今回のテーマは『事故災害を未然に防ぐ考え方』。
事故を起こさないように、まず自分が決めていることに気づくこと大事なのだそうです。
悪い方向にいくのは、悪いことを探しているから。
しかしこれを自分が決めていることに気づいていない。

この世のものは裏表なく、すべて関わり、つながっている。
しかし、タイミング(間)の取り方で、ズレが生じる。
夢や志を持って進もうとしても、
物事が成立する条件がそろわないと(間となる縁なければ)実現しない(因縁生起)。
その縁を誰と、何とつなげるかというのは自分が決め、つなげている。

事故も同じように、自分の行いのつながりによって起因する。
ある作業をする際、手順を描けている人は、違うことが起こったとしても、
それに気づいて対応することで、事故は防げる。
誰かに言われて行動したのではなく、自分の意識で動いた、という“意識”が大事であると、
お話されていました。

先生のお話の中には、いくつもの心理テストとクイズが盛り込まれ、
みなさん笑いながら聞かれていました。

テストの中の1つに、数名と手をつないで輪となり、黒田先生からの指示こなすものがあり、
そこで私はおっちょこちょい(らしい)という結果が出てしまいました(笑)
(心理テストの内容は詳しくお話できませんが、みなさんにも受けていただきたいです)

当日、素敵なプレゼントもいただきました✨✨
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(銀のリングはちょっとした手品で、ただいま若草が特訓しております😁)

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考え方がその人の人生を決める
どうして災害・事故はなくならないのか?
発想の転換〜見方・やり方・考え方 カエル〜

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