落武者(前世)です👹
弊社お客様ご主催の小島慶子先生のご講演会を聞いてきました。
今回のお集まりは、昨今話題の「働き方改革」関連のイベント。
「ワークライフバランス ~男性も女性も、自由になろう~」と題してお話をいただきました。
小島慶子氏
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まずはテレビ局社員時代のお話から。
当時は昼夜関係なく、会社のために身を粉にして働き続けることが武勇伝になるような時代。
社員の中には子育てをしながら働く女性もいたが、数はごくわずかで、社内でもほとんど知られていない。
また産休・育休を取るとなかなか元の職場に戻れなかったり、時短で働いていると「やっぱりやる気が無いなあ」と言われたり・・・。
職場の理解も得られているとは言えない状況だった。

小島先生はその実情を労働組合のアンケートで知り、
もっと柔軟に、働きやすく、子どもを育てながらも職場復帰できるような理解のある職場にしてください、と会社側に申し入れた。
しかし回答は「そんな少ない人数のために制度を変える必要は無いんじゃないか」と。

これはおかしいだろう、と思った小島先生。
多数派である男性の声も一緒に届ければ、聞く耳を持ってくれるかな?と思い、男女問わず”働き方”で困っている社員の方にお話を聞くことにした。

すると男性の中にも、共働きで子育てをする人、要介護の両親がいる年配の人、
メンタル面を崩してしまい、治療を受け無事復職できたが前と同じようには働けないという人、
がん治療中であることを会社に隠しながら働く人など、たくさんの人が声を聴かせてくれた。
こうした男性の声も一緒に、会社へも「男女問わず“働き方”で悩んでいたり、職場の理解を得られず困っている人がたくさんいる」と伝えたところ、初めて耳を傾けてくれた。

小島先生にも「他の人と同じ働き方ができない人=子どものいる女性」だという思い込みがあったが、
男女年齢を問わず、誰にとっても起こりうること。
また今回のような働きかけで、色んな人のクオリティオブライフが向上して、幸せになって・・・
こうしたことが「人と関わる」ということの本当の意味だなと、感じられたそうです。


後半では、ご自身の子育て、旦那様がお仕事をやめたとき、
そしてオーストラリアに移り住むことを決めたときのエピソードもお聞かせくださいました。
こちらも、要点をかいつまんでご紹介します。

旦那さんが「仕事と距離を置いて自分の人生をじっくり考えたい」と、長年勤めたお仕事を辞める決断をしたとき。
それまでは「私は年収や肩書で人を判断しない」と思っていたが、
自分の中に「仕事を優先する人は偉いのだ」という価値観が刷り込まれていることに、小島先生は初めて気づいたといいます。
つい「働かないなんて情けない」などと思ってしまったり、
家族に対しても「今日は本当に疲れた!働くのって大変!」という態度を取ってしまったり・・・。

同時に、働くこと・出世を志すこと・家族を養うこと・勤め上げることがすべてあたりまえとされる男性の人生は、とても大変なものだろうと気づいた。
歴史の中で働く権利が徐々に認められてきた女性とは違い、男性は「学校を卒業したら働いてもいいんだぞ」なんて言われたことはなかっただろう。

ワークライフバランスを考えるに当たっては、「男VS女」の構図で語られがちだが、男女問わず、これまでの滅私奉公の働き方は通用しなくなっていく。
そんな中でも 会社をやめるという選択肢を選ばずとも、安心して仕事を続けられるような環境を整えていくことが、これからの時代すべての人にとって必要になっていくだろう。
男女問わず、助け合うことができる社会にしていきましょう、というメッセージで講演を締められました。


マイク一本でも筋道の通ったお話で、また優しいながらも芯の強さを感じさせるお声も耳に心地よく・・・
さすが元アナウンサーさんだなあと感服してしまいました。
今回はライフワークバランスをテーマにご講演いただきましたが、
他にも子育てやコミュニケーション、生き方について等、幅広くご対応されていらっしゃいます。
マネージャーさん曰く、ご講演の引き合いも非常に多いそうです・・・!
小島先生へのご依頼は、お早めのご計画をオススメいたします!!

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