先日、経済評論家 岡田晃先生が当社へお越しくださった際に新刊を頂戴しました。
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『明治日本の産業革命遺産 ラストサムライの挑戦! 技術立国ニッポンはここから始まった』(集英社)

2015年7月に世界遺産となった全国の産業革命遺産と、明治日本の殖産興業を支えた人物たちを取り上げ「日本のモノづくりの原点」「“日本の底力”のルーツ」を探る内容です。

戦国時代から明治維新まで、経済を軸に歴史を読み解くのは岡田先生の得意とするところですが
(講演テーマも多数あり)、本書もその面目躍如。
また、日本経済新聞やテレビ東京のワールドビジネスサテライトをはじめ、
長年にわたり日本と世界の経済を取材・報道・解説されてきた岡田先生ならではのポイントは、
一貫して“経済の現場”に目を向ける姿勢です。
大所高所から決断を下す大物たちではなく、自ら実務を担い事業に邁進した人々を取り上げたところにもそれが見て取れます。

「明治維新といえばすぐに名前が浮かぶ西郷隆盛や大久保利通などのヒーローは、本書ではわずかしか登場しない。むしろ“準主役”や“脇役”、あるいは一般的にはあまり知られていない人物に多くのページを割いた。」(「はじめに」)

章立てはこちら↓
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地域ごとにほぼ一章が割かれ、記録や逸話と足を使った取材が重ね合わされています。
往時を偲ばせる現地の写真もその多くが先生ご自身の撮影されたもの。
現地を訪れる際のガイドブックとしても重宝される一冊ではないでしょうか。

そしてもちろん、本書の内容に合わせたご講演が依頼できます。
テーマはこちら↓
○『明治維新150年』から学ぶ日本経済再生と地方創生の展望
○『明治維新150年』から学ぶ危機突破力と日本経済再生の展望
○明治維新150年・五代友厚から学ぶ日本経済再生のヒント
○明治維新150年・世界遺産『明治日本の産業革命遺産』に見る日本の底力
○明治維新150年・ピンチをチャンスに変えた先人たち~日本経済再生のヒントを学ぶ

さらには、ご当地の話題にピンポイントで絞った内容も可能ですので、お気軽にご相談ください。
本書で取り上げられた先人の姿を知ることで「現代に生きる我々も元気づけられるはず」というのが
岡田先生のメッセージです。
ぜひ秋の講演会や新年の賀詞交歓会などでご検討ください。
前向きで幸先の良い講演会になること請け合いです。
岡田晃先生のプロフィールと講演依頼はこちら

余談ですが、個人的にはカバー内表紙の装丁がツボでした。
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※三池炭鉱の石炭を積み出した三池港の閘門式ドック

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