日本綜合経営協会スタッフblog

創業49年 日本で初めて講師派遣を専門に起業した日本綜合経営協会(東京)のスタッフblogです。

若草物語です。レイブンクロー生です。
先週土曜に、野外シアターイベントに行ってきました。

「品川オープンシアター」とは、品川シーズンテラスの芝生の上で映画鑑賞ができる野外上映会。
8回目となる今回の上映作品は「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」!
今回も、ハトが大好きなお友達と一緒に行ってきました。
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野外上映会ということで、重要なのは場所取り。
上映2時間前くらいから混み始めるとのことだったので、2時間半前、品川駅に集合。
会場に着くと、すでにいい場所はほとんど埋まっていました…
それでも隙間を見つけて、なんとか画面全体が見える場所を確保!
上映までの間は、フードトラックで食べ物を買ったり、教科書を読んで魔法動物の復習をしたり。
サントラが流れ、スクリーンもできあがり、徐々にテンションが上がっていきます。
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 そして19時に上映開始。おしゃべりOKなので、映画館で観るのとはまた違う楽しさがあります。
「トランクの中に入るシーンがたまらないよね」「エルンペントってオス?メス?」
「デミガイズの歩き方が可愛い」「なんで望月鏡5個も持ってるの?」
…などなど、大好きな映画を観ながらお友達とああだこうだ言えるのです。しかも外で。
想像していたよりも何倍も楽しい素敵イベントでした!

次回は10/5(土)に「レディ・プレイヤー1」を上映予定とのこと。
夏も終わり、過ごしやすい気候の中で観るのはとても気持ちがよさそうですね。
品川オープンシアター、とってもおすすめです!入場無料なので皆様もぜひ!

そろそろ梅雨入りですかね🐸どうも征夷大将軍です。

先日千葉県八千代市にある京成バラ園へ行ってきました
この日は暑くなるとの予報だったので、午前中に行くことに。
他のお客さんも同じような考えだったのか、すでに多くの方が。

現在、ローズフェスティバル2019が開催中🌹
5月中旬から6月上旬はバラが最も咲く季節だそうなのですが、あたり一面、色とりどりのバラがきれいに咲いてました!
ここには日本のみならず、世界の野生種、オールドローズから最新品種まで1,600品種1万株も植えられているそうです。
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また、池田理代子さん作の漫画「ベルサイユのばら」とコラボ?もされているようで、
主要登場人物の名前が付けられたバラもあります。
それぞれの服やイメージに合わせた色のバラになっていました。
バラの近くにはその名前のキャラクターの絵も飾られ、ベルばら好きなのか、それぞれお写真を撮られる方もいました😊

その他にも千葉県つながりなのか、あのディズニーの名前がついたバラもあり、
その名もディズニーランドローズ。
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単色ではなく、一つ一つ微妙に色合いが違っていて、ブーケみたいなバラでした。
アメリカ・ディズニー社とバラ育種会社(ジャクソン&パーキンス社)があみだしたものだそうです。
実際にカルフォルニア州にあるディズニーランドパーク内で植えられているみたいなので、
行く機会があれば、現地でも見てみたいですね👀

このローズフェスティバル6⽉16⽇まで。
ちなみに園内ではクイズラリーも開催していました。
園内の各地点にクイズがあるので、バラを見ながらこちらも楽しめます🙆

興味のある方はお早めに!

夏が近づいてきましたね~、すでにこんがりなものまね四天王です👸
そろそろ梅雨の時期ですが、昨年は雨に関わる災害や地震も多い年でしたよね。
今年は災害が少ないことを祈るばかり…!

今回は弊社お得意様主催の会合で防災システム研究所・所長 山村武彦先生のご講演を聴いてきました。
賃貸住宅関係の方々のお集まりということで「マンションと企業における防災・危機管理の再点検~大規模地震に備える実践的な防災~」と題してお話しいただきました。
  
山村先生は防災・危機管理のシンクタンク「防災システム研究所」を設立され、所長に就任以来50年以上にわたって世界中で発生する災害の現地調査を行われてきたそうです。
日本各地でのご講演のほか、テレビ解説や執筆などを通じて防災意識啓発活動に取り組む傍ら、企業や自治体でも防災アドバイザーを歴任されています!
王も朝のテレビ番組でよくお顔を拝見しております😊
※以前、若草物語ちゃんの紹介記事がありますのでぜひこちらもご覧ください。

お仕事柄各地を飛び回ってなかなかお家にも帰れなかった先生に奥様が「あなたの“ぼうさい”は忘妻(ぼうさい)じゃないの!」といわれてしまったというエピソードで場の空気を和ませてお話スタート。
※すべて書くとネタバレになってしまうので一部をご紹介いたします。
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山村武彦先生のプロフィールとご講演依頼はこちら

最初に先生から、皆さんへ2つの質問。
①自分たちが住んでいる地域で近い将来大地震が起きると思う方手を上げてください→ほとんどの方の手が上がりました🙂
②その大地震はもしかして今夜か明日起こると思う方→先ほどの3分の1ほどしか手が上がりませんでした🙁
これで分かるように、大地震は起きるけど今夜は起きないと思っている人が多い。首都直下型大地震が起きる確率は30年以内に70%と言われていますが、これは30年後の話ではなく、常に70%ということ。
人は自分に都合の悪い情報は無視したり都合のいいことだけを信じようとするそう。精神衛生的には重要なことだけど、いきすぎると正常性バイアス(偏見、思い込み)になってしまう。これは、“正常な状態がずっと続くだろう” “異常事態が起きるとしてもずっと先だろう”と思いこんでしまうこと。
これがいきすぎると異常事態に適切に対応できなくなってしまうとのこと😱 どうしたら異常事態でも適切な対応ができるようになるのでしょうか?

そのためには・・・「形式的」ではなく、「実践的」な防災対策を取ることが大事
「在宅避難生活訓練」とはお家の電気、ガス、水道を止めて生活してみること。すると、懐中電灯の明かりだけでは足りない→ランタンが必要だな。など非常時に必要なことが実際に体感して分かる。
企業などでの防災訓練も形式的になりがちですが、「在宅避難生活訓練」はできれば企業でもやったほうがいい。
ある企業では在宅避難生活訓練について経営層だけでなく、社員やその家族も集めて勉強会をしている。というのも、災害時、自宅にいられる場合は避難所へ行かないほうがいいそう(王はこれにびっくりしました)。実際、熊本地震の避難者の日記には「避難所生活は地獄のような日々」とあったそうで、避難所で亡くなった方もかなりいらっしゃったそうです。その数は地震による直接的な被害者の4倍にもなったとのこと。
つまり、安全な家・会社にするのがだいじ。せめて1週間分は水や食料を備蓄し、在宅避難生活訓練をしておくこと。(先生のご自宅には3ヶ月分の水や食料があるそうです😮!)

また山村先生が提唱する「スマート防災」では、火を消す訓練の前に火を出さない準備や訓練、閉じ込められた人を助ける訓練の前に閉じ込められないようにする訓練を行うそうです。
何かが起きてからの対策ではなくて起こらないようにすることが大事とおっしゃっていました。

ここで東日本大震災のダイジェスト動画を見せていただきました。
津波が迫る中、必死に走っている女性の隣でゆっくり歩いている男性。後から男性の知人に話をきくと足腰が悪いわけでも無いそうです。ではなぜ?
じつは災害時、緊急スイッチが入らずゆっくり避難している人が結構いた。人間は災害発生時3つの行動パターンに分かれる(①落ち着いて行動できる人(10%)、②取り乱す人(15%)、③ショック状態になる人(75%))。
半分以上の人がショック状態に陥るということですね😰中にはショックから覚める人もいるけど覚めない人もおり、このような人は「凍りつき症候群」といって、心と体が凍りついて適切な行動ができず判断力が鈍っている状態にある。形式的な避難訓練だけだとこのようになりやすいが、いつでも緊急事態が起こると思っている人は緊急スイッチが入りやすいそう。

首都直下型地震は震度6強~7といわれていて、東日本大震災とは揺れ方がぜんぜん違うと予想されている。その揺れ方は阪神型(たった12~14秒の揺れで20万軒もの建物が潰れてしまった)になるのではと言われている。
素早い判断が大事になってくるということですね!では、その判断をするためにはなにをすればいいのでしょうか?
その答えは実際のご講演でお聞きください!

他にも今回は賃貸住宅関係の方々のお集まりということで、集合住宅の被災地でのお写真や賃貸管理者の方がこれから気をつけるべきことなど、皆さんの参考になるようなお話がたくさんありました。
動画の他にも各地で先生が撮影されたお写真をご紹介いただきながらのご講演はわかりやすく臨場感もあって、ご参加の皆様からも「あぁ~!」「なるほど!」と声が聞こえてきました👂実際に起きたこと、これから起こりうることですので皆さん納得され危機感を持たれた様子でした。
先生はいつも地域や聴かれる方々に合わせて内容を変えていらっしゃるそうです。今回のような専門的な内容でもできる限りご相談に乗っていただいております。いつもありがとうございます✨
落ち着いた穏やかな口調でのお話ですが迫力もあるご講演でした!
防災についてのお話を検討されている皆さんのお問い合わせ、お待ちしております😊❣

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落武者(前世)です👹
ゴールデンウィークに、岩手県盛岡市で珍しいラーメンを食べました。
その名も「レアチーズキムチ納豆ラーメン」・・・
キムチ納豆味のラーメンの上に、レアチーズ(??)が乗った一品だと聞いており、今回ようやく初挑戦できました。
盛岡市内に本店を構えるラーメン店「柳屋」さんで食べることができます。

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見た目のインパクトがすごい。上に乗った白いのがレアチーズです。
ほんとかな??と先にコレを食べてみましたが、ちゃんとおいしいレアチーズでした。プリンのような食感です。
次にラーメンを単体で。納豆の風味が後味に残る、キムチの酸味がほんのり効いたスープです。
納豆はそのまま入っているわけではありませんでした。スープに溶け込んでいるのでしょうか・・・?
赤いスープを見て、辛いのかな?と思いましたが 辛さが苦手な私も食べやすいお味。
トッピングのもやしとの相性が絶妙でおいしいです。

そしてお待ちかね。レアチーズを混ぜて食べてみたところ・・・予想以上においしい!!(笑)
キムチ納豆ラーメン単体よりも、味に奥行きが出たように思いました。
酸味と甘みがプラスされ、納豆の旨味が引き立ちます!

柳屋さんは、盛岡市内・岩手県内で展開しており、キムチ納豆ラーメンが定番メニューですが
なんと各店ごとに異なるメニューがあるのだそう!
今回訪れた「みたけ店」は“辛さ”がコンセプトだったそうです。行った後に知りました。
確かに各メニューに辛増しメニューがちゃんとありました。
(ネーミングもちょっと凝っていて、味噌味の「盛岡城」に辛増しすると「盛岡城炎上」に…)
レアチーズキムチ納豆ラーメンも、辛みを足したらまた違う一面が見られるかもしれません。。

盛岡駅ビル「フェザン」の中にもお店がありますので、新幹線での行き帰りの際などにも食べに行きやすいですね。
盛岡に訪れた際にはぜひ!

ご無沙汰しております超人ハルクです。
遡ること2月の始め。都内にて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)名誉教授でいらっしゃる的川泰宣先生のご講演を聴いてきました。

ご講演テーマは、「小惑星探査機「はやぶさ」の軌跡 ~人はなぜ宇宙をめざすのか~」。
「はやぶさの話だけでも真面目に話せば7年かかるので、ピンチに陥った時のこと、苦労話を中心にお話します」と、ご講演がスタートいたしました!

そもそも“はやぶさ”は、なぜ火星や土星などの太陽系ではなく、小惑星に向かったのか?

当時40万個といわれた小惑星は、45億数千万年前の物質がそのまま閉じ込められており、重力が小さく熱も発生しないため、変質せずに太陽の周りを回り続けていた。

昔のものがそのまま残っているこのサンプルを持ち帰れば、太陽系の昔のことが調べられると考え、アメリカやソ連も行ったことない世界初の計画が日本で始まった。

この計画は、技術的に8つの世界初を成し遂げなければならず、宇宙開発委員会にせせら笑われたが、「若い人たちがこういう無謀な計画にチャレンジすることは大変良いことだ。試験探査機だから、やれるところまでやってみなさい」とスタートを切った。

最初は岩だらけの小惑星(後の“イトカワ”)を目指すことに。
地球から点にしか見えない小惑星に近寄っていくこと(8つの世界初の内の1つ)は技術的に至難の業であった。また、何しろお金がなかった(希望額の1/4しか貰えなかった)。

そこで、「下町ロケット」のような世界、つまり大きなメーカーに頼まず、ダイレクトに町工場に頼むことにした。自分達で歩く苦労はあったが、コストの削減を図った。

小惑星のややこしさの根源は地球から遠いこと。直線距離にして3億km、太陽の2倍。
ぶつかりそうになって衛星で指示を出しても、避けられない(間に合わない)ため、
鉄腕アトムのように自力でなんでもやれる(自律航法)プログラムを作る必要があった。

小惑星に降りていく時、最初に目印を落とし、そこに向かって降りていくのが良い。
どういった目印にすべきか?小惑星は、重力がほとんどなく、弾むと脱出してしまう。
弾まないためにどうすれば良いだろうか?

飲み屋で出会った町工場の職人さんが、お手玉を見本に例えてくれた。
お手玉は落ちるときに小さい粒同士がぶつかり合い、弾む力が残らない。どんな材料で作るかではなく、中に何を詰めるかが大事とし、結局作ってもらえることとなった。
最終的に“ターゲットマーカー”というソフトボール位の大きさの目印を落とした。

このように“はやぶさ”は、みんなで手分けをし、安く軽く性能が良い多数の部品で作られている。最終的には150~160もの町工場の技術が使われており、技術はもちろんのこと、強いネットワークが大変役立った。

では、どうやって欠片(サンプル)を拾おうか。
お金がなく、探査機も大きく出来ない。30人位の若いチームが議論に議論を重ねた。

長い筒の先が接地した瞬間に弾丸を発射し表面を砕き、舞い上がったほこりをカプセルに収納する。これが確実で、しかも軽い、最良の策とされた。

“はやぶさ”を打ち上げた日は、2003年の5月9日。
打ち上げの1~2週間前に投票にて名前を決める。第一候補は“アトム”であったが、原爆を思い起こさせると候補から外され、第二候補の“はやぶさ”となった。
“ハヤブサ”は目が良く、遠くから獲物を狙い、すばやく巣に帰っていく鳥で、この探査機に非常によく似ていたからだ。

一方、小惑星は満場一致で“イトカワ”と名付けられた。日本のロケット開発の第一人者であり、的川先生の大学院のころの指導教官でもあった糸川英夫先生に由来している。

“はやぶさ”が“イトカワ”に到着したのは、2005年9月。
だが、12月には戻らないと地球に帰れないため、短期決戦であった。

11月19日午後9時、重力と複写圧を使い、ゆっくりゆっくり秒速4センチの速さで降下を開始した。途中でターゲットマーカーを落とし、「あとは“はやぶさ”にすべて任せるよ」と指令を送り、見守った。

“はやぶさ”からは高度のみが伝えられる。「5m、4m、、、1m」の後に-1mと記録された。-1mが意味がわからず、「残念ながら着陸できなかったようだ、弾丸も発射されなかった」と発表した。

データを解析してみると“はやぶさ”がバウンドしており、このバウンドにより遠ざかったため、マイナスと記録されていたのだった。

こうして第1回目は失敗に終わるも、11月26日に第2回目の着陸が始まった。
「無事に着陸、成功したから帰ろう」となるも、今度はガスジェットが誤作動、ガスが100%出尽くした。コマが3つ故障しており、代替のガスジェットも使えなくなったため、姿勢制御できず、帰れなくなってしまった。

しかし、皆は諦めなかった。毎日徹夜をしながらアイディアを出しあった。
押す能力しかなかったイオンエンジンを使い、わずかに回転をかけ、起死回生を図った。

さらに、12月8日には、通信が途絶えるという最大のピンチが訪れた。
7か月ほど、1ビット通信で探し続け、ついに地球に戻る軌道にのせることができた。
「この原動力は皆の目標が高いところで共有されていたこと」と的川先生は考えている。

ようやく帰れる・・・!と思いきや、最後まで一筋縄にはいかず!笑
ここだけの“はやぶさ”のお話。動画を交えた最後のエピソードはぜひご講演で💡

とってもチャーミングな的川先生❤帰りの電車の中でも楽しくお話してくださいました❢
最近は“はやぶさ2”のニュースもあり、タイムリーですよね!
皆様からのお問い合わせ、ご依頼、お待ちしております☏

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